髪のツヤが失われてパサつく原因は?

髪のツヤが失われてパサつく原因は?

髪のツヤが失われてパサつく主な原因は、髪の表面を覆うキューティクルが傷ついたり、髪の水分や油分が不足したりすることです。洗髪時の摩擦、ドライヤーやヘアアイロンの熱、紫外線、カラーやパーマなどが重なると、髪表面が乱れて光を均一に反射できなくなります。

パサつきの原因は一つとは限らないため、最近のヘアケアや髪の扱い方を振り返ると、対策を選びやすくなります。

髪のツヤが失われてパサつく主な原因

洗髪やタオルドライの摩擦

シャンプーで強くこすったり、濡れた髪をタオルで強く拭いたりすると、髪の表面に負担がかかります。髪は濡れると傷つきやすくなるため、ゴシゴシこする習慣がある人は、パサつきやツヤの低下につながる可能性があります。

ドライヤーやヘアアイロンの熱

髪に長時間熱を当てたり、ヘアアイロンを高温で何度も使ったりすると、髪の水分が失われやすくなります。特に、同じ部分へ熱を集中させる使い方は、乾燥や切れ毛の原因になることがあります。

カラーやパーマによるダメージ

カラーやパーマでは、髪の内部に薬剤を作用させるため、施術後に髪が乾燥しやすくなることがあります。頻度が高い場合や、すでに傷んでいる髪へ繰り返し施術した場合は、ツヤが失われやすくなります。

紫外線や乾燥した環境

紫外線や空気の乾燥も、髪の表面や内部の水分状態に影響します。屋外で過ごす時間が長い時期や、冷暖房の効いた室内に長くいる場合は、髪がパサつきやすくなることがあります。

髪の長さや摩擦による経年ダメージ

毛先は、洗髪、衣類との接触、ブラッシングなどの負担を長期間受けています。そのため、根元よりも毛先のほうが乾燥し、枝毛や切れ毛、ツヤの低下が目立ちやすくなります。

髪質や年齢による変化

髪の太さや水分量、皮脂の分泌量には個人差があります。年齢や体調の変化によって髪質が変わり、以前より乾燥しやすく感じる場合もあります。

パサつき方から考えられる原因

状態 考えられる原因
毛先だけが特にパサつく 長期間の摩擦、熱、カラーやパーマによるダメージ
髪全体が乾燥して広がる 洗髪後の乾燥、熱の当てすぎ、空気の乾燥など
表面の短い毛が浮く 切れ毛、摩擦、乾燥、髪の生え変わりなど
頭皮のかゆみやフケもある 頭皮の乾燥や炎症など。髪だけでなく頭皮の状態も確認が必要
急に髪質が変わった ヘアケアの変更、施術、体調の変化など。原因を一つに決めつけない

これらは見分けるための目安であり、髪の状態だけで原因を確定できるわけではありません。複数の原因が重なっていることもあります。

髪のツヤとパサつきを改善する基本の対策

  1. シャンプー前に髪を十分にぬらす。髪や頭皮の汚れを落としやすくし、洗浄時の摩擦を減らします。
  2. シャンプーは頭皮を指の腹で洗い、髪をこすり合わせない。泡を髪全体になじませる程度にし、強くこすらないようにします。
  3. タオルで髪を押さえるように水分を取る。濡れた髪をねじったり、こすったりするのは避けます。
  4. 洗い流さないトリートメントなどを毛先中心になじませる。使用量や使い方は商品の表示に従い、頭皮に付けるタイプかどうかも確認します。
  5. ドライヤーは髪から少し離して動かしながら使う。まず根元を乾かし、最後に毛先を乾かします。濡れたまま長時間放置するのも避けます。
  6. ヘアアイロンの使用頻度や温度を見直す。同じ場所に何度も当てず、髪が完全に乾いている状態で使用します。
  7. カラーやパーマの間隔を見直す。毛先まで毎回薬剤を付ける必要があるか、美容師に相談すると負担を抑えられる場合があります。

トリートメントを使ってもパサつくときの考え方

トリートメントは髪の手触りを整えるのに役立ちますが、傷んだ髪を元の状態へ戻すものではありません。使ってもパサつきが続く場合は、製品を変えるだけでなく、熱、摩擦、薬剤施術などの負担を減らすことが大切です。

また、髪の表面が傷んでいる場合は、ツヤが出にくい状態が続くことがあります。枝毛や切れ毛が目立つときは、傷んだ部分を整えるために美容師へ相談する方法もあります。

体調や頭皮の変化がある場合は受診を検討する

髪のパサつきだけで原因を病気や栄養不足と判断することはできません。ただし、急な抜け毛、髪が極端に細くなる、頭皮の赤み・強いかゆみ・痛み、フケが続くなどの変化がある場合は、皮膚科などの医療機関へ相談してください。

食事制限がある人や体調不良が続いている人も、自己判断でサプリメントを大量に使うのではなく、必要に応じて医師や管理栄養士に相談しましょう。

まとめ

髪のツヤが失われてパサつく主な原因は、摩擦、熱、カラーやパーマ、紫外線、乾燥などによる髪表面のダメージや水分不足です。まずは、洗い方やタオルドライ、乾かし方、ヘアアイロンの使い方を見直し、毛先の状態と頭皮の変化を確認してください。

頭皮の症状や急な髪質の変化を伴う場合は、ヘアケアだけで対処しようとせず、医療機関への相談も検討しましょう。